3期目の活動

3期目の活動



3期目の活動

2期目・3期目ともに、県議会一般質問登壇回数トップ!! 

3期目も様々な課題に取り組んできましたが、2011年に発生した東日本大震災の支援活動をもととして「防災」をキーワードに進めた事業が多くありました。

倒木災害の防止:2014年末の大雪で深刻な倒木被害が発生したため、直後から県に対して「倒木を防止するためにも、予め木を伐採する事業をつくるべき」と提案し、3月議会で成案となりました。

農業の小規模災害支援:災害で農業に被害が出た場合、1件あたりの被害額が同じでも、「被害総額が大きい場合は支援を受けられるが、被害総額が小さいと支援を受けられない」という不公平な状態となっていました。このため、被害総額の基準を小さくして、小規模災害でも支援策の対象とすることができました。

消防団活動支援:私自身も46歳まで消防団員でしたが、消防団活動に参加するためには、勤め先の会社にいかに理解してもらえるかも重要なポイントとなっています。そのため、消防団員を雇用する企業を支援する事業を拡充すべきと提案し、「消防団員を雇用する事業所の事業税を減免する制度」が成案となりました。(2016年4月から減免実施)

消防団の活動マニュアル:東日本大震災では多くの消防団員が殉職されたため、「団員の命を守ることができるマニュアルをつくるべき」と提案し、「撤退の判断」も盛り込んだマニュアルがつくられました。

江名子川の改良:過去何度も洪水を引き起こした江名子川。この改修に粘り強く取組んだ結果、2014年度から改修が始まりました。最初に河川断面を広げる事業が行われ、次に宮川との合流付近は、市道下に副水路がつくられます。そして、少し先にはなりますが、上流部に雨水を一時ためておく調節池が建設され、「災害を起こさない河川」を目指しています。

十三墓峠道路の改良:なかなか改良が進まない事業でしたが、「緊急輸送道路に指定して改良を進めるべき」と提案し、これによって確実に改良が進められることとなりました。

奥飛騨クマ坂の融雪:毎年多くの車が立ち往生するクマ坂。融雪施設の設置がのぞまれていましたが、粘り強く県に求め、2015年度までに融雪方法を決定し、改良事業を進めることとなりました。この事業も、緊急輸送道路に再指定されたため、確実に進められます。

久美愛病院の災害拠点病院化:飛騨地域は、災害によって他の地域との交通が遮断される危険性もあるため、災害拠点病院は複数あるべきと提案し、成案となりました。

公契約条例の制定:重層下請け構造となっている場合、下請けの下層になればなるほど賃金が低下傾向となっていました。このため、下請けに出す場合は「賃金とその他諸経費」を分けて明記することなども含めた公契約条例の制定に取り組み、実現させました。